八戸三社大祭の山車行事

青森県八戸市

8月1日~3日

八戸三社大祭は八戸市内に所在する龗神社、新羅神社、神明宮の三社の合同例祭で、山車行事は、この例祭に合わせて、 8月1日から3日間行われ、三社の神幸行列に従って27台の大型で豪華な風流系の山車が行列を組んで市内を巡行する。

写真 八戸三社大祭の山車行事
写真 八戸三社大祭の山車行事

三社大祭の行列は神明宮、龗神社、新羅神社の三社がそれぞれ一団となり、 各社ごとに大麻神職、副齋主、祭主、神輿が行列の要となって、前後に氏子、武者押し、旗差物、稚児行列などの行列や、 神楽、獅子舞、虎舞などの民俗芸能と、附祭りとして山車群が付き、最後に芸妓連による華屋台が続くという基本構成となっている。

この祭りの山車は延享4年(1747)に裕福な町人が奉納した人形山車が明治24年に町内所有の風流山車へと変化し、 更に近代的な意匠へと変化した経緯が現存する山車類から明確であること、祭りの運営組織や運行習俗などにも伝統性を濃厚に残すことなど、我が国の山車祭りの変遷過程と、 風流系統の山車の展開の様相を如実に示す事例として貴重である。

写真 八戸三社大祭の山車行事
地図画像 青森県所在地
主催者
八戸三社大祭運営委員会
連絡先
〒877-8601
青森県八戸市一番町1-9-22ユートリー3階
((一財)VISIT はちのへ内)
八戸三社大祭運営委員会
TEL:0178-41-1661
ウェブサイト
龗神社公式サイト
http://www.ogami-jinja.jp/
VSIT HACHINOHE
https://visithachinohe.com/stories/sannshataisai_schedule/

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