日立風流物
茨城県日立市
5月3日~5日
日立風流物は日立市宮田地区の鎮守である神峰神社の大祭典に東町、西町、本町、北町の4つの町から1台ずつ山車が競い出され、 からくり人形が演じられる行事で、近年は日立まつりに合わせて行われている。
この行事で出る山車は高さ15メートル、幅3~8メートル、重量5tという巨大なもので、 上部に五層の唐破風造りの屋形があり、中央から両側に割れるようになっており、「源平盛衰記」、「仮名手本忠臣蔵」などの人形芝居が演じられる。 5つの各層に出しものの一場ずつを配して演じられ、全体の調和をとりつつ、綱の操作によって人形の早がわりなどが行われる。
この行事ででる山車は規模の大きい作りものがみられるだけでなく、 からくり人形を組み込んだもので精緻で豪壮な形態をよく示しており、人形芝居も興趣が深いものである。
- 主催者
- 日立郷土芸能保存会
- 連絡先
- 〒317-0055
- 茨城県日立市宮田町5丁目2-22
- 日立市郷土博物館
- TEL:0294-23-3231
- ウェブサイト
- 日立市郷土博物館
- https://www.city.hitachi.lg.jp/museum/page/p074706.html